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日常ええかい話
原田宗典氏のエッセイ。
これがとんでもなく面白い。 ブックオフでタイトルを見たとき、電車通勤中の暇つぶしにと思って 何気なく買ったんだけど・・・ 参った。降参。 声出して笑ってしまうのを必死に堪えなきゃいかんような本というものは、 電車ん中で読むのに適してないよなあ。 最後まで読んだんだけどね。 おれ、多分、周りの人から 「なにこのおっさん?昼間っからヤラしい本でも読んでんのか」 と思われてたかもしれない。 いやいや、かもしれないどころか、120%そう思われたに決まってる。 でも違うんだ。原田さんのオモロいエッセイを読んでただけなんだ。 ヤラしいことなんかほんのちょっとしか出てこないんだよ。 ちっちゃい子供が「おちんちん」とか口走るくらいの下ネタでしかないんだ。 もちろん下ネタばっかしじゃないよ。むしろ下ネタは超少ない。 至って真面目におもしろエピソードが披露されてるだけだし。 まあ、中身はアルファベット順に著者の思いついた英単語をキーワードにして 数ページのエッセイを書き連ねたものなんだけど、その一編一編がことごとく 面白くて笑える。 よくもまあそんなオモロイ日常を過ごせるもんだとほとほと感心する。 表現力もさることながら、オモロいネタとの遭遇率の高さが極まってる。 ていうか、どんなネタでも自分でオモロくしてるとも言えるかな。 ああ、久々に面白い著者に巡り合えた〜。 ありがとう、ブックオフ。 また原田氏の他の著書を探してみよう〜っと。 |
西尾維新
『化物語』のアニメを配信で観たのがきっかけで、一昨年から1年以上かけて読んだもの。
戯言シリーズ
零崎シリーズ
JDCトリビュート
世界シリーズ
魔法少女りすかシリーズ
その他
これくらいかな。現状出版されてる刀物語シリーズはなんとなく手が出てない。 読んで面白かった順に並べると、戯言シリーズ8割、零崎シリーズ7割、世界シリーズ6割、物語シリーズ半分、JDCトリビュート3割、魔法少女3割、他は・・・まあいいや。 タイトルが黄色のものが好みなもの。 まあ売れてる作家みたいだけど、全て面白いわけじゃない。 つーか、何年も放置してるシリーズいくつあるんだよ。 どれでもいいから早く完結させろってばよ。 |
守り人シリーズ読了
乙女部の皆さん。ですらんど復活しとりますが〜〜〜。
実は日曜日にシリーズ読破しとりました。 という報告を日曜の夜に書くつもりだったのが、いつの間にやら木曜日の深夜。 うむ…、実に時の経つのは早いもので。 最終巻を読み終えて、やはり出版された順に読んで正解だったと思う。 バルサとチャグムの出逢いで始まり、別の道へ分かれ、そして再会。 順番に読んでこそ、天と地がよく分かる。 ちなみに、出版順は下記の通り。 精霊の守り人 闇の守り人 夢の守り人 虚空の旅人 神の守り人(来訪編、帰還編) 蒼路の旅人 天と地の守り人(第一部、第二部、第三部) 緑が主流(本編)、黄色が支流(外伝)という感じ。 過去、これほど熱心に読んだ本はない。まだ続編というか外伝みたいなのを書くかもしれないというようなあとがきもあるので、もし出たなら迷わず買うと思う。 しかし、これって本当に児童書?普通にオトナが楽しめるよ〜。 児童書の形態の本も一応探してみたけど、ついに見つけれなかった。 ああ、アニメの方も続編作らんかなあ。『精霊〜』のDVDは全巻揃ったら買う予定だけど、揃うのはいつになるのかなあ? さて、少し前の話になるけど、実家の詐欺被害の続報があった。 まあ、おふくろは結局闇金から十万円ほど借りてたらしくて、その無茶な金利の取立てにいちいち応えてたらしい。わずか数ヶ月で元金の倍以上振り込んだようで、更に20万払えとか言われてどうにもならなくなってから、娘(俺の妹)にバレた。 取立てと言っても電話だけなんだけど、おふくろに代わって妹が電話を受けて話したら、そりゃもうテレビで見るような典型的な取立てだったそうな。妹も頭では分かってても怖くなったらしくて、ようやく俺に連絡してきた。俺がその場に居れば代わって逆切れしてやるんだけど、とりあえず不安で泣きそうになってる妹には、払う必要ないから放置しとけ、それでも不安なら弁護士さんに相談しんさい、俺と同じこと言うけどな、と。 まあ、それ以後、何事もないようで。 この一件、トラブルに関してはひとまず落ち着いた。 しかしながら、おふくろと実家に同居してる弟との間には深いミゾが残ってしまい、とにかく一度ゆっくり帰省して話してみないとねぇ。 そんな感じの春うらら。 |
精霊の守り人
今、このアニメにハマり気味。
原作は上橋菜穂子著の児童書というか子供向けのファンタジーらしいので、読んだことあるご婦人方もいらっしゃるかな。あまりの人気に、大人向けに漢字を増やして別版も出てるらしいし。 アニメの方は神山さん監督。 おそらく原作にはないような話も追加されたりしてアレンジされているんだろうけど、こりゃあ面白い。NHKが放送してたらしいんだけど、全然知らんかった。 9月からフレッツのBB配信で毎月数話ずつ追加されていくので、月初め頃に追加されるのを楽しみにしてる。つーか、もう放送終わってるんだから一気に全話公開して欲しいんだけどなあ。毎月4話ずつ追加されて今14話まで公開されてるから、この調子だと全部公開されるのは来年2月ということか…。 BB配信は画質がイマイチなのでDVDも買う予定だけど、今月発売分でまだ12話までみたい。とりあえず全部揃ってから一気に大人買いするかな(笑)。 そいや、11月からNHK-BS2で再放送してるらしい。うちには衛星アンテナないから関係ないけどね。 書店で原作を探してみようかな。 |
読書の季節
大衆を思考停止状態に持ち込もうとするのが「体制」なんだけど、多くの大衆は思考停止したがる。その方が楽だから。
何を突然言い出すのか、気でも狂ったかと思われた方、ご安心を。 突然狂ったのではなく、ず〜っと前から狂ってるンです。 そう云えば「キチガイ」ってのは放送禁止語句だそうで。crazyならオッケーな理由は何なのか、要はマスコミのご都合主義で定義されたに過ぎないんだけど…。って、そんなことはどうでもイイんだ(笑)。 3月までは地下鉄で一駅で乗り換えて二駅で降りるという通勤経路だったのに、4月からは契約先が変わり、通勤先が少し遠くになっておよそ40分ほど電車でぼ〜〜っとしていた。で、何をトチ狂ったのか、4月後半頃から急に本を読むようになってしまった。帰り道の最初の駅が始発駅で、所謂駅ビルの中に書店があるのがイケナイ。暇つぶしのつもりで入った書店で、目が合った。 『不良品』 by 宇梶剛士 読書は苦手なんだけど、宇梶氏については「俺が仕事を選ぶんじゃない。仕事が俺を選んでくれるんだ。」みたいなコメントをどっかで見聞きしたことがあって、人物には興味あったし、堅そうな文体でもないし行間も広いし、電車の中で気軽に読めそうだなと思った。お値段もお手頃なのが一番(笑)。 本の中身について云々は書くつもりは無いけど、まあ、昔ワルでしたけど更生して頑張ってますみたいな単純な自叙伝ではないと思う。人生の中でどんな人と出逢うか、人との出逢いを自分でどう消化するか、その人生に大きく影響したりするね。闇の中で閉じ篭るのも闇の中から抜け出すのも結局自分なんだけど、抜け出すキッカケはいくらでもあって。要はその時に自分で「えいっやっ」と踏ん張るかどうか。それが早いか遅いか、それともずっと闇の中か。 そういう俺はどうか、っていうと…。 続きはWebでっ! てな感じで、以下、5月末までに読んだ本の一覧。(敬称略) 『不良品』 by 宇梶剛士 要するに赤の他人の放浪記。暇つぶしにどうぞ。 『バカの壁』 by 養老孟司 バカと付き合わなきゃならん人、全員読め。 『なぜ「オシム語」は人を惹きつけるのか』 by 中島孝志 オシム人気の尻馬に乗った本。1300円+税、返せ。 『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』 by 武田邦彦 世の中の数字のトリックで騙されるな、という本。読め。 『僕が火星を歩いた日』 by 笹沢教一 火星での想定任務を地球上で疑似体験したジャーナリストのレポ。 登山家の書いた本とかにワクワクするような人なら読め。 宇宙に興味あるとか火星にゾッコンとかな人には無意味。 別に書評を書いてるつもりは一切ないんだけど、本の値段ってスゲえいい加減だよな。まあ、それなりの理由はあるんだろうけど、読後の満足感とは必ずしも一致しないというか価格とは無関係だね。 で、今月に入ってから読み始めたのが、 『小説を読みながら考えた』 by 養老孟司 って、また養老さんだよ(笑)。 つーか、この人の語る内容はしっくりくるんだけど、年の所為か?(自爆) そんなことよりも、通勤費が倍近くになってるのに更に本代がかかるというのは、なかなかツライもんがあるぞ(ち苦笑)。 |