初盆でした。
2017.10.24 Tuesday 00:10 存在の報告 comments(0)

ここを覗いて下さっている皆様、お久しゅうございます。

 

結局、固定回線のネットは止めて、今はUQのWiMaxでネット生活しております。

 

 

さて、私としては今年前半に大きな出来事がございました。

1月に叔父が逝きました。 お葬式には顔を出せず仕舞いでした。

 

5月に父が逝きました。 父は胃ガンだったそうです。

『だったそうです』とは何だ?他人事か?と思われるかもしれません。

私は何にも出来ませんでした。

 

学校を卒業したら父と一緒に仕事をするつもりで入学したのに、東京で全く違う業種の会社に就職したときから、こういう事態は覚悟していたつもりの馬鹿者です。

覚悟とか偉そうに。。。

 

春先に、胃ガンのステージ4という知らせを、妹から受けた時には、暫く言葉が出てきませんでした。

余命3ヶ月くらいと言われたそうです。

入院先は福岡でしたから、大阪からはそんなに遠くはありません。

母が付き添っていたので、電話で様子を訊き、少しだけ、父と会話できました。

 

「様子見に行くけん。」

「来んでええ。仕事しとけ。」

 

弱弱しい、父らしい精一杯の強がりが返ってきました。

仕事がトラぶっていて、ひと段落ついたら見舞いに行こうと思っていました。

間に合いませんでした。

 

弟と妹で相談して、胃の一部を切除する手術で多少は楽になるという可能性に賭けた結果、手術は失敗して肺に余計な穴が空いて余命が縮んでしまったようです。

 

昨年末、婚約者と一緒に実家に帰り、家族に紹介しました。

50を大分過ぎて、ようやく長男が家族に婚約者なる女性を紹介しに帰ってきたんです。

やっと。

 

父の運転で、対馬をあちこち連れまわされました。

道中、子供たちへのお年玉に、対馬までの交通費に、かなり奮発したようです。

 

「いえ、そんなにいいですよ。」

と遠慮する彼女に

「いいけ、とっとかんか!」

 

睨みつけんでもよかろうと思いながら、

「交通費はおれが出したとやが?」

「おまえにじゃねえ!彼女にやるちゃ!」

 

嬉しそうでした。

昔から、父は、気に入った人にはいろいろ世話したがる人です。

 

若かりし頃、家族には厳しい人でした。

子供はゲンコツで育てる主義で、ケンカに負けて泣いて帰ったら家の外に放り出す、泣いたらなお殴る。

今なら警察が飛んできます。

私が高専に合格したという知らせを、スゴく嬉しそうなニコニコ顔で「ダメやったばい」と仕事放り出してウソつきに帰ってきました。

ウソがヘタな人です。

 

妻1人子供4人、なに不自由なく育て上げてくれました。

自動車整備工場を立ち上げ、周りに慕われながら、人の世話をやきながら、たまに浮気しながら、頑張って生きていました。

弟に代表を譲っても、始業前には工場内を全部掃除し終える人でした。

四角いところを丸く履く、とは言われてましたが。

 

怒りんぼうで嫌なところもありますが、尊敬しています。

悪さしている人を見かけたら、子供でも大人でも怒鳴りつける人でした。

晩年は大人しくなってしまいました。

孫達に囲まれ、悠々自適で暮らしていたと思います。

父の会社は随分前から弟が継いでいて、周囲からは弟が長男だと思われているようです。

 

私が20歳で東京のコンピュータ関連企業に就職したときから弟が長男なので、喪主が弟なのは仕方ありません。

父はどう思ったでしょうか。。。訊くすべがありません。

 

随分前に、本当はお前と弟で会社やれば一番良かったが、ボソっとそう呟いたことがありました。

父の本音でしょうね。

何も返せませんでした。

 

昨年末の帰省の時、空港に迎えに来てくれた父が、妙に痩せていたのを見て、違和感はあったんです。

あの時何かできなかったかとか、今年になって出た診断がステージ4ならどうしようもなかっただろうとか、せめて入院中に1回でも見舞いに行けばとか、仕事を放り出して行ったら怒られただろうとか、考えると悶々としてしまうだけなので、考えないようにしています。

そういう後悔は自慰行為ですから。

 

情けないことに、彼女を葬儀に参列させてあげることが出来ませんでした。

詳しい事情は省きますが、本当に申し訳ないことをしたと思います。

 

 

すみません。書いては消し、書いては消し、を繰り返して、まとまりのない話になってしまいました。

 

なにしろ、私は無事に過ごしております。

体調が崩れやすい季節柄ですので、皆様どうぞご自愛なさいませ〜。

 

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またまた潜伏中
2016.04.11 Monday 12:09 存在の報告 comments(2)
こないだからまたPCぶっ壊れてます。
しばらくタブレット生活です。

って、誰が興味あんねん。(>_<)
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終わりと始まりと
2016.01.24 Sunday 20:09 かいごっち comments(2)
このカテゴリで記事を書くのは久しぶりです。
その間介護の状況に何もなかったわけではありませんが、ブログの記事にはしておりませんでした。
不精というか怠け者というか、私にブログは向いてないのかもしれません。

言い訳はともかく…。

念のために宣言させていただきますが、本記事は実に個人的な内容でしかなく、決して楽しい内容ではありません。私自身の貧弱な記憶力を補完し、感謝を忘れないようにするために書いているようなものであります。

 
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待たせる
2015.12.26 Saturday 19:00 存在の報告 comments(11)
この記事の主成分は、伊助の手前勝手な記憶で構成されております。
真に個人的な部分には触れておりません。いろいろあった紆余曲折の多くは記述しておりませんので、さしてドラマティックな話もありません。分不相応ですし、非常識という指摘があっても仕方ない面もあるので、あまりおおっぴらにしてきませんでした。私たちには、それぞれ抱える事情がありましたから。
それでも、ここ最近は周囲の方々にも知れるところとなり、当初の事情を知りながらも応援してくださる方々もいらっしゃいます。ここでは、そんな方々向けのご報告として、伊助なりの言葉で語ろうと思いますので、乱文はご容赦ください。

ここから先をお読みになる場合は、その点をご理解ください。






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スマホって…。
2015.12.19 Saturday 21:15 存在の報告 comments(2)
スマホを持つからバカな行動しちゃうのか。
元来そういう素質があるのか。

昨日目撃した3件のスマホ絡みの事案を報告してみる。

まず1件目。

17時過ぎともなると今の季節は大分暗く、19時になるともうかなり暗い。普通なら日中よりは気をつけて歩く。
横断歩道で赤信号を待つのが普通ではあるものの、とくに関西では赤を無視して渡るチャレンジャーが多い。渡ろうとする道幅が狭いと、通勤で慣れてしまってるからか、他人の信号無視に釣られてあとを追う形で渡ろうとする人も少なくないのだけれど、ほんのちょっとの差で車に突っ込んで逝きそうな輩も日常的に目に付く。大体そういうポイントは通勤経路中にいくつかあったりするわけで。

そんな中、昨夜はいつものポイントで誰もが青になるのを待っていた。希少である。激レアだ。私はミディアムレアくらいが好みだ(何の話だ?)。
まあ、とにかく、青になったので歩き始める。
途端、横で「ぐぁ!」という奇声の直後に「ガチャ!ガララガラガラ〜」という乾いた音が聞こえた。

横断歩道によくある、成人の股下くらいの高さのポールに股間をぶつけて「ぐぁ!」、スマホ落として「ガチャ!ガララガラガラ〜」スマホケース破損、ガラス破損。
まだ若手のサラリーマンぽい、その当事者は、何事もなかったようにすぐさまそれらを拾い、足早に歩き去っていった。
まあよくある話で、こうなるんじゃねえかなあと想像したことはあるけどリアルで目撃しちゃうと、ホント苦笑いしかできないもんだね。
ぶつかったポールもこげ茶色で、暗くなると目に付きにくいってのはあるかもしれん。かわいそうだけど、自分の不注意。これからは気をつけましょうね。

で、2件目は地下鉄に乗ってから。

大阪市営地下鉄の車両は真ん中から両サイドに分かれて開くタイプ。通勤ラッシュは過ぎており、乗り込んだ時刻には大して混まない。まあ、そういう時間になるように、途中で喫茶店で時間を潰して帰宅時刻を調整してるのだけれど。

とにかくいつもの車両に乗り込んで、乗り込んだドアから反対側のドア横を確保できた(某女史によればチカンに遭いやすいらしいが、オレにチカンする奴が居るならかかってこいコノヤロー)。
ドアの逆サイドには若いサラリーマン風が陣取った。
その中間に、若い女子がドアに背を向けて収まる。手にはスマホ、視線はずっとスマホ。イヤホンで何やら聴いてるっぽい。

一旦閉めかけたドアは駆け込み乗車のおっさんを受け入れ、再度閉めかけたドアは更に駆け込みオバハンを受け入れ、ようやく発車準備が整った。
何事もなく運行。次の駅も平常通り。

更に次の駅。ドアが開いた直後、「ひゃ!」という奇声を発し、目の前の女子がドアから飛び出た。背中から。そりゃまあ、背中に重心をかけてたらそうなるわな。この駅では反対側が開きますってアナウンス流れたよ?

シリモチをつく女の子、スケート場とかスキー場以外で目撃するのは初めてかもしれん。

当事者は、乗り込もうとしてた人たちに抱き起こされ、とくにケガした様子もない。なんというか、苦笑いしか…。手に持ってたスマホ、地面にぶつけたようだけれど、無事だといいね。抱き起こしてくれた人たちに一言もなく去って行ったけれど、そこで降りる予定だったのかね?

3件目は帰宅後。着替えて近くのスーパーに出かけたときに目撃した。

ここは店の二辺を駐輪場にしており、駐輪場と歩道の間を低い金属製の柵で仕切っている。歩いても数分なのだけど、自転車で向かい、前方には歩道の端を歩く、マナーの良さ気な中年サラリーマン。タイミング的には入り口付近に到達するのとサラリーマンを追い越すポイントが微妙だったので、そのおっさんが通り過ぎた後に入り口近くの駐輪場に到着するよう速度を調整した。

「ヴッ!」という、これまた奇声を耳にするはめになろうとは、このとき誰が予想したであろうか。
いや、懸命な貴方にはオチが見えてたかもしれない。そう、彼のおっさんは、駐輪場の柵に股間をぶつけたのだ。
だが、これまでの2件の事案とは違い、彼のおっさんはスマホを落とすこともなく、こけるようなヘマもせず、尚且つスマホから目を離すこともなく、それまでのペースを維持し、体勢を回復し、真の「何事もなかった」を貫いたのである。

なんことだ。。。柵は、丁度いい感じの高さなのに。正面からいったはずなのに。急所に突然の衝撃があったはずなのに。平然と。。。

まるで第三艦橋ではないか。


以上、一日で3件ものスマホ事案を目撃するという特異点に迷い込んだという話。

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